豊浦地区にあるハサ稲を見に行ってきた、これは観光用やイベント用ではなく、ごく普通の農作業として、いままで一度も変わる事無く、ハサに稲を掛け乾燥する農法をで続けて居られる方のハサです。
帰り道もう一箇所のハサ場でGさん親子がハサに稲を掛けている最中でした、バインダー(稲刈り機)で刈り取った稲を運搬機でハサ場まで運び、ひとりが梯子に登り、もう一人が稲束を投げると、それを受け取った上の人が稲を二つに割り、ハサに掛けていきます、大変手間のかかる作業ですが、ハサ干しすることにより、もみはゆっくり乾燥し、その間に藁に残っている、養分がもみに移動し(追塾)、美味しさが増すと言われています。
農業をやっている私でも、30年位前にしか、それを味わったことがありません。